インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年の日本ダービー

今年のダービーが終わった。 馬券のことはともかく*1、このご時世でG1を楽しめていることに感謝したい。ようやく再開時期が決まったが、プロ野球もJリーグも試合を開催できなかった中で、競馬はなんとかここまで来た。 野球とサッカーにできないことができた…

司法試験の思い出

この季節になると、(その話題でTLが盛り上がるから)司法試験のことを思い出す。僕は一度目の司法試験に失敗し、二度目で合格した。 今になって思い出すのは一度目の司法試験のことばかりだ。一度目の時は帰りの電車の中で不合格を確信し、次の日から勉強を…

佐藤友哉「ベッドサイド・マーダーケース」(2013年、新潮社)

2020年16冊目。荒唐無稽で、自分にはわからない作品だった。 鏡家サーガは好きなんだけど、自分が年をとったのか。

荒木飛呂彦「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」 (2011年、集英社新書)

2020年15冊目。 ジョジョの荒木飛呂彦による、ホラー映画論。ジョジョの「奇妙」な世界を作り上げる作者が、どのような目でホラー映画を見ているかがわかる一冊。 例えホラー映画をほとんど見たことがなくても楽しめるのは、その着眼点を知ること自体が満足…

レイモンドカーバー(村上春樹訳)「愛について語るときに我々の語ること」(2006年、中央公論新社)

2020年、14冊目。この作家の本は始めて読みました。短編集です。 奇妙なのになんとも言えない読後感を与える話ばかりで、不思議な魅力を感じました。 あまり、今まで読んだ本で似たような本は思いつきません。それだけ、独特のの魅力があるなのだと。他の作…

なぜ改正民法に対応していない契約書が示されるか

備忘メモです。 なぜ、2020年4月1日は来ているのに、相手方から改正民法に対応していない契約書案がでてくるのか。そもそも、改正民法に対応していない契約書を結ぶリスクは ①当該契約に関して何らかのトラブルが生じ ②そのトラブルが改正内容に関するトラブ…

綾辻行人他「自薦 THE どんでん返し」(双葉文庫、2016年)

2020年、13冊目各作家の発表済み作品から「どんでん返し」の短編を集めたアンソロジー。 執筆陣は推理小説家ばかりだが、そこはアンソロジーということもあってか、色々な変化球を織り交ぜた内容になっている。各短編はどれも50頁前後なので、隙間時間の読書…

気がつけば非常事態

3ヶ月前は、「仕事にも関わってきそう」という認識でした。(たぶん、世間の感覚も似たようなものだったのだろうと思います。 mimizuku18.hatenablog.com 気がつけば在宅勤務がはじまり、同僚とも直接会話したのは一ヶ月前…?となってしまっています。 なん…

西澤保彦「逢魔が時 腕貫探偵リブート」(2019年、実業之日本社)

2020年、12冊目。腕貫探偵シリーズ。 作者のいちファンとして読了。 ファンじゃないなら読まなくていいと思います。

契約書修正コメントの実務

企業と企業が契約内容について交渉する場合、いきなり法務同士が顔を突き合わせることはまずありません。 大抵の場合は契約書本文に修正履歴をつけて修正し、Word(一太郎を使っている法務部は皆無であろう)のコメント機能か【】を使って修正の理由や趣旨を…

ジェリー・トナー他「奴隷のしつけ方」(ちくま文庫、2020年)

2020年、11冊目。古代ローマ人からみた奴隷の管理法を真面目に?紹介する本。奴隷の買い方から活用の仕方、管理の仕方から解放の仕方まで。 「奴隷を管理する方法なんて勉強しても意味ないです。」などと思うなかれ。本書は、「労働者をマネジメントするとき…

藤井青銅「教養としての「国名の正体」」(柏書房、2019年)

2020年、10冊目。国名の由来のトリビア集。 一つ一つは面白いのだけど、通読するほどの魅力もなく…。 使い勝手が難しい辞書という感じでしょうか。

ゴールデンウィークのおすすめ漫画

家にこもりきらなければならないゴールデンウィーク…。 せっかくだからオススメの漫画を紹介します。 電子版なら家でも買えますし。○プラネテス/幸村誠(全4巻) 宇宙空間に漂うゴミの回収業者を営みながら分不相応な夢を抱く主人公を中心に描かれる社会人3…