インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

ゴールデンウィークのおすすめ漫画

家にこもりきらなければならないゴールデンウィーク…。
せっかくだからオススメの漫画を紹介します。
電子版なら家でも買えますし。

プラネテス幸村誠(全4巻)
宇宙空間に漂うゴミの回収業者を営みながら分不相応な夢を抱く主人公を中心に描かれる社会人3年目もの(こういうジャンルがあるのか知りませんが)。最近やる気がでない、結構寝たのに体がだるおも…なときにオススメです。
作者は『ヴィンランド・サガ』でも知られる幸村誠で、本作がデビュー作。正直、荒っぽいところもあるのですが、そこが魅力な作品でもあります。
アニメ版はオリジナル色強めですが、違った魅力があるのでこちらもオススメ。
⇨気にいった方には、同じ作者のヴィンランド・サガがオススメです。北欧のヴァイキング漫画だと思ってたら農業はじめたりしますが、とても面白いです。


○月館の殺人/原作:綾辻行人、作画:佐々木倫子(上下巻)
館シリーズ綾辻行人と、動物のお医者さん佐々木倫子の夢のタッグ。ミステリ要素とコメディ要素、あとなぜか鉄道要素がふんだんに盛り込まれております。
こう書くと、お遊び作品のように感じられるかもしれませんが…ミステリとしてもちゃんとしてる(原作者の名前を見れば当然ですが)ので、なかなか質の高い作品だと思います。
⇨気にいった方には、「十角館の殺人」(綾辻行人。こちらは小説です)や「動物のお医者さん」(佐々木倫子)がオススメです。それぞれの作者の魅力に溢れています。

○テロール教授の怪しい授業/原作:カルロ・ゼン、作画:石田点(既刊2巻、連載中)
テロとカルトを扱うゼミを舞台に、「なぜ人はカルトに呑まれていくのか」「テロリストは特殊な人たちなのか」といったテーマに切り込んでいきます。
僕が連合赤軍オウム真理教に関心がある(特に、なぜ「普通」の人達が事件を起こすに至ったのか、というところについて)ので、とても面白く読んでいます。
⇨気にいった方には、「レッド」山本直樹)がオススメです。後にあさま山荘事件を引き起こすことになる「普通の学生たち」を描く群像劇です。

とりあえず、今日はこのあたりで。