NOというべき案件と報告
久々に法務ネタ。
某大手自動車メーカーで法務担当者が懲戒処分されたようで、少しTwitterでも話題になった*1。
平たく言うと嘘を塗り固めるために嘘をついた、という話。
法律どうこうというまえに常識で考えれば結論はわかりそうなものであるが……*2。
まず、NOというしかない、むしろ何が何でも止めなければいけない案件というのはあるわけで、そこの判断を誤ってはいけないということが一つ(そして、そのためには反発を恐れてはいけない)。
そして、報道ベースの情報しかないので本当のところはわからないが、どうも他部署では係長や部長クラスが処分されているのに対し、法務では一担当者が処分されているようである。
想像でしかないが、もしかすると上にあげずに判断したー少なくとも役職者まで話を入れなかったーのであろうか(そうだとしても、通常は上も処分されると思うが……)。
悪いニュースこそ、速やかに上に上げるべきだし、普通上司はそれを望んでいるということを肝に命じたい。