アンソニー・ウェストン(古草秀子訳)『論証のルールブック[第5版]』 (2018年、ちくま学芸文庫)
2020年27冊目。
論証(この本では、「結論を支える一連の根拠や証拠を提示すること」と、定義される)の手引。
司法試験やらなんやらで求められる演繹的な論証に限らず、他人を説得するために、議論のために、結論に至る過程を説明するために、何をすればよいか?を簡潔に整理。
✔抽象的な表現を論証に用いるべきでない理由
✔例示する際に注意すべき点
✔どこから情報をとってくるか?
✔どうやって伝えるか?(文章、口頭…)
✔よくある間違い
などなど‥。
感覚的になってしまいがちな部分が順序だって整理されており、結構法務向けの本なのでは、と思ったり。
オススメです。