インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

その回答、メールでするか?電話でするか?

1.はじめに
簡単な質問をメールでもらったとします。
メールの送り主は「一見さん」。どんな人なのかわかりません。
とはいえ、メールに必要な事項は不足なく書かれており、追加の確認は不要そうです。

少し確認作業をしてさあ回答、ということになったときその回答をメールでするでしょうか?電話でするでしょうか?

 

2.メールのメリット

メールのメリットはいくつかあります。

特に、好きなときに送れて好きなときに確認できるという点、複数人に同時に同じ情報を展開できる点は大きなメリットです。

電話をすると相手の時間を奪ってしまいますし、説明した内容が後に残らないデメリットもあります。

こう考えると、メール一択のようにも思えますが…。

 

3.あえて電話をする理由

基本的には回答はメールで行っているのですが、あえて電話をかけることもあります*1

大体は、①相手の反応を見ながら説明したいときや、②説明する内容がメールに残すべきでない場合、③緊急の連絡が必要な場合でしょうか。

 

特に、相手のキャラクタがわからない一見さんの場合は、距離を縮める意味もあって電話で説明することが多いです。理解してくださっているか反応を見ながら説明するためには、電話というツールのほうが優れていると思います。

記録に残すという意味でメールも追って送信したりします(二度手間ですが、メリットのほうが大きいと判断した場合には行います)。

 

4.まとめ

結局、メール・電話いずれで回答する場合は、メリット・デメリットを踏まえてケースバイケースでやるべきなのかなぁと思っています。

 

*1:Twitterでは時折「電話はありえない」という旨のtweetも見かけるのですが…そんなことはないと思います