インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

ミスったときに怒られない方法

大変後ろ向きな話題ですが…失敗してしまったときにどうすれば怒られないか、整理してみます。


①謝罪
謝ります。

②ミスを過小報告しない
ミスの内容は正確に報告します。過小報告したくなるのはやまやまですが、バレたときにダメージ2倍になります。

リカバリー方法を示してその方法で良いか確認する
マネジメントすべき上司は、部下が失敗してしまったことは仕方がないとして、どうリカバリーしていくかを考えます。
そのため、先回りしてその辺りに関する考えを報告します。多少間違ってもいいのです。「ミスを取り返そうとしている」、その姿勢を見せるのが大切です。

④ミスの原因とミスした結果を報告する
次にマネジメントが気にするのは「なぜミスが起きたのか?」「そのミスが起きるとどんな影響があるのか?」です。
特に、ミスが起きた原因が他のメンバにも起こりうるものであれば、対策を講じる必要がありますので「その心配はありませんよー」ということを説明します。

⑤同じミスを繰り返さないために再発防止策を示し、その方法で良いか確認する
ここは後でいいよ、となるかもしれませんが。
「今後気をつけます」は0点です。「今まで気を付けてなかったんかい!?」「気抜いたらまたやるんかい!?」となるだけです。
「このミスをしてしまったのは、〇〇が原因だと思います。今後は△△とすることで、同じミスをしないようにします」といえた方がいいでしょう。
繰り返しですが、ミスを取り返そうとしている姿勢を示すのが大切です。

⑥謝罪
締めです。謝りましょう。

ミスは自分で気付いて報告したほうが怒られません。
上司の怒りボルテージが上がる前に謝罪タスクをこなすのです!