インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

スピードと、スピード感

ここ2週間ほど、仕事が忙しい(自分比)。

忙しいということは、やらないといけないことはわかってるけど回せていないということであり、あっぷあっぷということである。

こんな時、大切にしないといけないことは、スピードではなく、スピード感である。
依頼者にとっては、「1ヶ月かかること」よりも「いつ納品されるのかわからないこと」がストレスになる。依頼はしたけど、どこまで進んでいるのか、何に時間を取られているのか、いつ納品されるのかわからない。これが最高にイライラする。
時間がかかること、それでも良いか確認すること。そして、逐一進捗を報告することで「何かしら動いている」という状況にすること。これだけでスピード感がでる(実際には進捗率が乏しくても)。

スピード感がえると、依頼者のストレスは軽減され、法務担当者も仕事にプライオリティを付けることもしやすくなると思う、週末の夜でした。

…それでも待ってくれないときは残業してでもやるべきなのだけど。