インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

「現場に近い」

インハウスならではの魅力としてあげられるキーワードになっている感もありますが、実際に現場に近いところで働いている(?)身として思うことなどを。

1.現場に近い
法務部門に依頼する人(部署)は同じ組織で働く人たちで、気軽に会ったり電話一本ですぐ繋がることができます。
「ぶっちゃけどうなのか」という生の感覚も聞くことができます(法務というだけで警戒されることがないとは言えませんが…。)

また、問題が起き(そうになっ)ても現場を直接見て、温度感のような中々外からでは掴みにいくいものを把握した上で解決策を提案し、一緒に取り組んでいくことができます。
実際に問題となったケースだけでなく、次同じ問題が起こらないようにするためにはどうすればいいか(そして実行可能か)を考えて実行することもできます。

2.されど現場ではない
とはいえ現場それ自体ではありません。最前線に立つ部署を支援する裏方であることには違いはなく、そのために歯痒さを感じることもないではないです。
主体的にビジネスに携わるなら、やはり事業サイドに行くしかないなぁと思う次第です。


他にも色々思うところありそうなので、どこかで追記しようと思います。