インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

景気と法律事務所の採用動向

気がつくと12月ですね。
実務についてからあっという間に2年がたとうとしており、驚くやらなんとやらです。

アドベントカレンダーの記事を書かないといけないことを頭の片隅におきつつ、明日の仕事の仕込みをしていました。

さて、本題。
修習生の就活は69期あたりから回復傾向といわれ、最近では就職難は遠い昔、という感もあります。
一方で、来年に控える東京オリンピックの後にくると言われている不景気。ちょうど74期予定者の就活が本格化するあたりにはこの国の景気は悪くなる気配がしています。

そうなったとき、就活市場はどうなるのでしょう?
法律事務所の就活と景気の関係はあまりよくわかっていないのですが、普通に考えると採用は絞られるようにも思います。
このあたり、リーマンショック時や東日本大震災当時の採用動向を調べればわかりそうな気もするのですが、そこまでする気力もなく。

当然、不景気となれば企業は管理部門に金を割く余裕がなくなりますので、採用を絞ることになるでしょう。
近頃の法務人員は足りていないと言われることが多いですが、それも今年までになってしまうかもしれないなぁと思うなどする、12月1日でした。