2021年、25冊目。
「スプートニクの恋人」の挫折がトラウマになって早幾年。
村上春樹に慣れる目的で、ノンフィクションものや読者の質問への回答集(『村上さんのところ』)を読破し、いよいよエッセイに手をだした。
なんというか、村上春樹らしいエッセイ……やけに取り扱うテーマが古い(ウォークマンに関するエッセイもある。MP3ではなく、カセットテーププレイヤーとしての。)なぁと終盤に気づき、読破後に知ったのだけれど、1984年に執筆されたものがベースなんですね。
今もこんな暮らししてはるんやろうなぁって感じでした。