インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

村上 春樹『ランゲルハンス島の午後』(1990年、新潮文庫)

2021年、25冊目。

スプートニクの恋人」の挫折がトラウマになって早幾年。

村上春樹に慣れる目的で、ノンフィクションものや読者の質問への回答集(『村上さんのところ』)を読破し、いよいよエッセイに手をだした。

 

なんというか、村上春樹らしいエッセイ……やけに取り扱うテーマが古い(ウォークマンに関するエッセイもある。MP3ではなく、カセットテーププレイヤーとしての。)なぁと終盤に気づき、読破後に知ったのだけれど、1984年に執筆されたものがベースなんですね。

 

今もこんな暮らししてはるんやろうなぁって感じでした。