インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

有栖川有栖「作家の犯行現場」(新潮文庫)

ミステリ作家の有栖川有栖の旅行エッセイ。
ただし、旅行先は推理小説の舞台となった現場(軍艦島、廃病院、西洋館…)で、ならでは、の内容になっている。

実際に行くことはない場所に連れて行ってくれる良質のエッセイ集で、同時にブックガイドも兼ねてくれている。

あまり期待せずに読んだが、オススメの一冊。