インハウスな日々

ある企業内弁護士の備忘録です

コロナウイルスと法務

ここ2週間ほどはニュースを見る余裕もあまりなかったが、コロナウイルスに関する情報は仕事をしてても入ってくる。
というか、仕事に関わってきそうな勢いである。

「中国出張は控えるように」くらいだとまだ平和なもので、ここからしばらく時間がたてば「発注した部品を作ってた工場がストップした」「部品が届かない、だから製品が作れない」「作っても製品を出荷できない」といった問題が次々起きてしてくるのではないか(そして巻き込まれやしないか)と心配している。

コロナウイルスへの対応を各国がどのレベルでとるのかも不透明だろうし(よくニュースを追えていないのです)、中国での生産能力がどこまで低下するかは私にはわからない。
そして、それが実際上どこまで影響するかもわからない。

とりあえず、自社雛形の不可抗力条項にパンデミックが含まれていることを確認し、週末を迎えたのだった。
あれば安心というわけでもないのだが…。